循環器について

心臓は自律神経により送る量を調整しながら全身に酸素や栄養を供給しています。つまり身体の何処かに不調が生じると心臓には大きな負担がかかってしまうのです。
例えば肺に炎症を起こし酸素の取り込みが悪くなると、心臓は打つ回数を増やして対応します。熱が出ると身体がたくさん酸素を必要とするので同じように打つ回数を増やすのです。
腎臓が悪くなると水分調整が難しくなり水分過多になると心臓の仕事量が増えます。
これらは一例ですが人間の身体は全てが繋がっておりバランスを取ることが一番大事だと考えています。不眠や過食による自律神経障害などが考えられます。
西洋医学では苦手な分野ですが、東洋医学が得意とする病態です。

現代は慢性疾患をかかえている方が増えています。そのほとんどは過食や運動不足、睡眠障害などが原因なのですが、わかっていても改善するのが難しいと感じています。
急性の病気(肺炎や腸炎など)は西洋医学の得意分野です。重症でなければ内服薬で治る病気も沢山あります。ただ、心筋梗塞や脳梗塞、肺塞栓などは外科的処置が必要になる事があり救急病院に入院する必要があります。
慢性疾患は様々な要因が絡んで起こり、多様な症状を呈します。頭痛、倦怠感、冷え症、頻尿、肩凝り、腰痛など実に多種多様です。
これらの主な要因は運動不足や加齢による新陳代謝の低下、不眠や過食による自律神経障害などが考えられます。
西洋医学では苦手な分野ですが、東洋医学が得意とする病態です。